こんにちは。むむむです。
副業をしていない週末や平日の寝る前は、読書に勤しんでいます。
今回読んだ本は50歳からは「孤独力」!です。
著者は精神科医のようですが、本当に精神科医か?と驚くような内容でした。
そもそも、この著者が言う孤独力の定義がよくわからない。
孤独力がある人は、存在感があって協調性があって信頼できる友人を持っているらしい。
さらに、孤独力で強さを身に付けなければ、裸で付き合える友人を持つことができなかったり、思いやりがなかったりすると本書では言っている。
要するに陰キャには孤独力がないってこと?
一方で、この世のあらゆる賞や栄光というものは孤独力をたたえるものなのかもしれないとも言っている。
人間的にはとても褒められないけど、芸術分野で秀でている人間なんていくらでもいると思うけどなぁ。
読み進めていく中で本に突っ込みを入れる
孤独力が何なのかよくわからないが、著者いわく孤独力を高める方法があるらしい。
それは、年齢に関係なく自分が新たに打ち込めるものを見つけること。
ん?ということは、ゲームとかYouTube動画鑑賞に打ち込んでいると、存在感や協調性が出てきて信頼できる友人もできるってこと?
そんな訳ねーだろ!!
孤独力がある歴史上の人物として芭蕉や空海といった名前を挙げているけど、会ったことも話したこともない人間に孤独力があるってどうやってわかったの?
しかも、孤独は男性特有のものって決めつけるのも偏見だと思うけど。
さらに、なんで50歳からは孤独力が必要なのか理由すら書いていない。
この本って誰に向けたものなのかサッパリわからない。
著者の空海愛が強すぎて後半は空海ネタのオンパレードなのも話の本筋からずれていると思う。
ネタ切れで「かさ増し」しました感がありあり。
途中何回も読むのを辞めようかとくじけそうになったが、最後まで読んだ自分を褒めてあげたい。
自分なりに孤独力がどんなものか考えてみた
著者の言う孤独力の定義がまったく理解できないので、自分なりに考えてみた。
要するに自分のことは何でも自分一人でできる、いわゆる家事力が高い人。
料理・洗濯・掃除など、これらのことを一人でできない人は周囲に依存しないと生きていけないから孤独力が弱いと言える。
あとは、一人だけでも十分に楽しめる趣味ある人かな。
本の帯には「孤独力は一流の生き方の源」なんて大げさに書いているけど、眼から鱗ポロリなことは何一つ書いてなかった。
こんな人にはぜひ本で欲しい
本の内容としては全くおすすめできないが、この本を読むことでワタクシのある悩みが解決しました。
それは不眠症です。
本の内容が矛盾しまくりで訳がわからず、おそらく脳みそが混乱するんでしょうね。
5ページぐらい読んでいると、まぶたが重くなってきます。
そのタイミングで寝室の電気を消せば、あら不思議!翌朝までぐっすり。
よく眠れるコツは、ほんの内容を自分で噛み砕かずただダラダラと読むこと。
とにかく思考停止で読んでください。
もっと睡眠欲が湧き出る本があればまたご紹介します。ではでは。
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