皆さん、こんにちは。
高卒おっさんWebライターのむむむです。
Webライティングの仕事がひと段落したんでブログ書いてます。
ウチの長男ムスコ氏は若干障がいがあるのですが、今年の春から工場で働いています。
お察しのとおり。もちろん高卒です。
このムスコ氏が呼吸のごとく放つため息が止まりません。
だいたいの新卒採用が会社に行きたくなくなるゴールデンウイーク明けでも嫌がらず仕事に行ったので
よっしゃ!最初の退職危機は乗り切ったゾ!と思っていたのですが、やはり苦しかったようで・・・。
妻から風呂上がりのムスコ氏が涙目になっていたと耳打ちされた時は、胸が締めつけられました。
50代先輩の風当たりがキツイ
会社に行きたくない理由は、仕事を教えてくれる50代の先輩。
50代の先輩?それって上司?と聞くと「上司じゃない」と。
ムスコ氏は、質問にすぐ答えることが苦手なうえに、文章を組みあわせて会話することが難しい。
しかも、よほどのことがない限り自分から話しかけることが滅多にないんです。
なので、ため息をついたりうなだれてみたり話しかけてちょーだいオーラを出してくるウザい一面があります。
ワタクシは基本的に話しかけないのですが、妻は「どうしたの?辛いの?会社行きたくないの?」とあれこれ聞いて、ムスコ氏が「うん」と言う感じ。
ムスコ氏が話しかけるまで待っていようよ、といっても我慢ができないようです。
根掘り葉掘り聞いた話だと、50代の先輩が放つ言葉とオラオラ態度が厳しい。
うわ~ウチの職場?ていうぐらい心当たりありすぎ。
肝心な説明はあいまいで最後に「わかったか!?」とか「やれるよな!?」という言葉だけ大きい声で圧をかけてくるんだろうなぁ。
自分の教え方が悪いのを棚に上げて「教えたことも満足にできねーのかよ」とか「コイツ使えねー」と言われている姿が目に浮かぶ。
現代の若者は大変だ
昔は使えないヤツをある程度飼っておける余裕があったし、ゆるさもあった。
単純作業も多くて頭を使わなくてもやれる仕事もあった。
それでいて給料もそれなりにもらえていました。
現代では、単純作業はAIやロボットが行うようになり、人員は削減されて減る一方、理不尽なクレームが増え、職場の人間関係もギスギスしています。
ワタクシも中途採用者の教育係をしていますが、仕事を振るのも教えるのも気を使いまくって気疲れがハンパないっす。
でも、人を育てる過程における自分の成長もまたある訳で・・・。
自分でやった方がストレスも時間もかからないけど、長期的な視点ではしっかり教育しておくメリットがありますが、それで上手く育たないとそれはそれでストレスになります。
妻と意見が分かれる
新卒でせっかく入った会社をすぐに辞めるはもったいないという妻の意見に対し、つらい思いしてまで仕事に行くぐらいだったら潔くさっさと辞めようがワタクシの主張。
妻:次の仕事なんて簡単に見つからないよ。そしたら引きこもりになっちゃうよ。
ワタクシ:このままだと精神が壊れるかもよ。そうなったら本当に引きこもるよ。
まぁ外野がどうのこうの言っても結局はムスコ氏がどうしたいかを決めるのだ。
辞めて後悔するのも自分。辞めなくて後悔するのも自分。
ただ、妻から言われて選択肢を変えて後悔した場合、真っ先に妻に責任転嫁するでしょう。
そうならないように、決断は自分が責任を持って下さねばならない。
やりたいことがない
勤続27年目に入りましたがワタクシ自身、辞めたいと思った時は4回ありました。
入社直後、人事異動直後、出向直後、管理職昇進して2年目の4回。
今思い返すと、管理職昇進以外は単純に慣れていなかっただけだったように思います。
刹那的に辞めたいと思っても「辞めてほかにやりたいこともないしなぁ」と冷静に考えることで乗り越えてきました。
ムスコ氏には「ボーナスはデカいぞ!」とだけ言っておきました。
彼の頭の中では、お金と苦痛がシーソーゲームで戦っていることでしょう。
受ける苦痛と引き替えにもらえるお金が割に合わないと感じたら辞めちゃうでしょう。
まぁ、実家暮らしなので仕事を辞めたからといって生活できなくなる訳でもないですし。
1年A組のモンスターより抜粋
ムスコ氏よ・・・人生を辞める選択肢だけはいかんぞ!
早期退職まで、あと1,408日!
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