ゴールデンウイーク明けでも、ため息をつきながら仕事に向き合っていたムスコ氏。
とうとう夕食時に涙が止まらなくなってしまった。
「もう会社に行きたくない・・・死にたい・・・と」
「まだ2カ月も経っていないじゃないか!ここが踏ん張り時だよ!」
なんて決まり文句は何の励ましにもならないことを知っているワタクシは
「お前は良く頑張った!泣くほど辛い会社なんて辞めればいい!」
と言ったら
「俺が辞めたら父さんが会社辞めた時に生きていけないだろ・・・」
えっ?家をことを心配して我慢してたの?
「4年後の次男坊卒業時に会社辞めたらぁ!」というワタクシの口ぐせが、高卒間もないムスコ氏にプレッシャーを与えていたなんて・・・。
住宅ローンも残っているに会社辞めてどーすんのよ!と妻に激詰めされていたワタクシ達のやりとりから、ダメ親父とパートの母を支えるのは俺しかいないと思ったのだろうか。
とりあえず辞めるのはいつでもできるから、上司に配置転換してもらえうよう手紙を書こう。とワタクシが提案し、ムスコ氏の事情聴取が始まった。
会社に行きたくない理由は2つ
1.50代パワハラ野郎の言葉使いや威圧的な態度が苦痛
2.25kgほどの資材を手で持ち運び、機械に投入するほどの体力がない
最近は、ハラスメントに関する規定もより一層厳しくなっていて、ちょっとしたことでもパワハラ認定されるほどのご時世なのに、50過ぎてもパワハラって終わっている会社だよな。
ムスコ氏がされたことを聞いていると、そいつのことに対して怒りの感情よりも呆れるというか。
30歳以上も年が離れている高卒社会人1年目の新人にイキッていて、恥ずかしいとか情けないとか思わないのだろうか。
重いものを持ち上げられないムスコ氏の体力的な問題については、採用時にその説明があったのかを聞くと、そういった説明はなかったとのことで、明らかに採用側の説明不足。
パワハラを受けている社員はムスコ氏のほかにも多数いるような組織なので、問題があったとしても握りつぶしてきたんだろうなぁ。
手紙で上司に訴える作戦
その点を盾に、配置転換を願い出たい旨の作文を参考例として作ってみた。
ワタクシの副業Webライティングで培った文章が相手にぶっ刺さるといいのだが・・・。
パソコン文字では感情が伝わりにくいので、ムスコ氏が自分の気持ちを加えながら手紙を書いた。
手紙に水滴を垂らし、涙をこらえながら書いたような演出をしたかったが、これは妻に全力で止められた。
とりあえず今朝、手紙を胸にムスコ氏が出勤。
無事に願いが聞き届けられたらいいけど、逆に丸め込まれたり、追い出されたりしないか不安。
まぁ、自分から辞めると言わない限り解雇することはできないので、クビだ!なんて言われたら労基にチクってやりますけども。
ため息が少しでも減りますように・・・。
んだれば!
早期退職まで、あと1,399日!
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